寒水(かのみず)の掛踊(かけおどり)は、郡上市明宝寒水に伝承される風流の太鼓踊です。
毎年9月第2日曜日とその前日に、氏神である寒水白山神社の祭礼で奉納されます。
2022年にはユネスコ無形文化遺産「風流踊(ふりゅうおどり)」の
ひとつとして登録されました。
踊り手たちは役者と呼ばれ、約130人という大人数で構成されています。
シナイと呼ばれる長さ3.6mの花飾りを背負った拍子打ちをはじめ、
様々な扮装をした役者が参加しています。
今回の展示では、
祭りで使用している道具をはじめ、写真や映像などで
寒水の掛踊の魅力をお伝えしています。
また、明宝には豊かな自然があり、春には花桃、芝桜が色鮮やかに咲きます。
薄いピンク色からビビットな赤色まで、その色数も非常に豊かで、
訪れる人を魅了しています。
さまざまな明宝の素晴らしさがぎゅっと詰まった展示になっていますので、
ぜひ、遊びにいらしてください。